お客様とインストラクターの段階水準
弊サービスにおいて、お客様とインストラクターの段階水準をどのように定めているかをご紹介致します。
【お客様】
お客様に求めるもの
1.運転する上で必要最低限必要な知識と技術(道路交通法、操作、マナー、モラル等)を理解、実践できること
2.他者(他の車両、人々、同乗者)に不安を与えない技術を理解、実践できること
3.運転に必要な情報を早めに取り、予測する力を身につける。その上で操作の円滑性、無駄のなさを意識できること
4.察する力(空気を読む力)を身につける。運転中「この運転行動を取るとどうなるか、あるいは他者はどう思うか」を常に意識できること
お客様の段階水準
レベル1.ごく限られた環境下(他の交通がほぼない状況)で様々な指導、助言が必要
レベル2.ごく限られた環境下(他の交通がほぼない状況)で1人で運転できる
レベル3.他の交通がある状況で、特定のルート、エリア内で様々な指導、助言が必要(練習中)
レベル4. 他の交通がある状況で、イレギュラーのない特定のルート、エリアであれば概ね1人で運転できる
レベル5.広範囲のエリアを助言付きであれば概ね運転できる
レベル6.広範囲のエリアを概ね1人で運転できる(ただし、まだイレギュラー対処や他者への気遣いが不足している)
レベル7.どんな道路でも円滑に1人で運転でき、様々な推測をし、イレギュラー対処や他者への気遣いもできる
【インストラクター】
インストラクターに求めるもの
・インストラクター自身の知識があること
→ 道交法、車両構造、操作方法、運転モラルなど
・インストラクター自身の技術力があること
→ お手本となる運転を見せる技術、助手席からの補助操作技術
→車両が変わった時の応用力(車体感覚)も
・ヒアリング力があること
→前回までの状況、お客さんの向かいたい方向などを聞き取りする力
→この時間の方針を大体決める力
・説明力があること
→ 構成、時間、内容など
→何をどこまで説明すべきか。その説明を端的に行う力
・教習組み立て力があること
→技量に応じた効果的な進め方を組み立て、効率的な時間配分をする力
・アドバイス力があること
→悪いところを見抜く力がないといけない。状況に応じ取捨選択(優先順位付け)する
・評価力があること
→ 評価基準と乖離していないか、どうしたら今後良くなる方向に向かうのかの指針を示す。
・接客力があること
→ 言葉遣い、マナー、リラックス等の気遣い、態度など
・清潔感があること
→自身の身だしなみ、車両内外の清掃、匂いなど
・一定の常識があること
→時間を守る、挙動不審にならないようにすること
インストラクターの段階水準
1.上記内容(インストラクターに求めるもの)を習得中
2.上記内容が一通りできる
3.上記内容が一通りできた上で、自分なりの工夫、アレンジができる
4.3ができ、企画立案などをし、お客様やQUASARを良い方向に作用させる力がある
(補足)技能報告書の評価一覧
◎→安定 どのような状況下でも概ね安定して操作ができる
◯→できた 動作が成功する確率が高いが、イレギュラーな状況下では不安が残る
△→改善傾向 少し操作が出来るようになってきた兆しがあるものの、まだ安定とは言えない
×→要練習 ほぼ高確率で失敗する、あるいはかなり危険性が高い動きをする